日商簿記検定試験2級にいきなり挑戦して合格するのはおすすめか?
- Takato
- 8月27日
- 読了時間: 4分
こんにちは!
StudyBases代表の萬屋です!
本日も日商簿記検定試験をテーマにお話しできればと考えておりますが、今回は日商簿記検定試験2級にいきなり受けて合格できるものか、日商簿記検定試験2級をいきなり受けることはそもそもおすすめできるものかについて、私の実体験を交えてお話ししようと思います!
というのも、日商簿記検定試験2級は受験資格的には誰でも受験することはできるので、日商簿記検定試験3級を飛ばしていきなり受けたいという方も多いと思われるからです。本記事をご覧になられている方のなかにも、日商簿記検定試験2級にいきなり挑戦しようかどうか悩んでいる方もいらっしゃることでしょう!
結論から言えば、日商簿記検定試験2級にいきなり挑戦してそのまま合格することは可能です!また、さらにいうならば、市販のテキストや問題集を使って独学で一発合格することも十分にできると思います!
ただし、日商簿記検定試験3級を飛ばして、日商簿記検定試験2級にいきなり挑戦することはあまりおすすめできません。なぜならば、日商簿記検定試験2級はあくまでも「2級」ということもあって簡単そうに見えて、意外に難しい試験であるからです。さらに、日商簿記検定試験2級は2017年11月の試験から、日商簿記検定試験1級の試験範囲であった連結会計も試験で問われるようになりました。そのため、日商簿記検定試験2級は以前のものよりも格段に難易度が上がっているのです。やってみるとわかるのですが、連結会計は簿記のなかでもややこしくて理解することが難しいので、これが日商簿記検定試験2級の試験範囲に加わったことでさらに試験準備に時間がかかるようになったのです。。
このような日商簿記検定試験2級の難しさを踏まえて、日商簿記検定試験3級と同時に受験する、もしくは日商簿記検定試験3級を前もって受験しておくことをおすすめします!日商簿記検定試験2級を勉強する過程で、日商簿記検定試験3級の試験範囲も必ず勉強することになることも理由の一つです。イメージとしては、小学校で習う算数でしょうか?足し算や引き算を学ばずして、掛け算や割り算を勉強してもさすがに難しいですよね。このように、地道で大変ではありますが、簿記の勉強は一つずつ積み重ねなければならないのです。。いきなり日商簿記検定試験2級の試験範囲の勉強しても、どこまでの内容を理解できていて、どこからの内容を理解できていないのかもわからなくなってしまい、結局手のつけようがなくなってしまいます。そのようなことになる前に、日商簿記検定試験3級を含めて簿記に関する知識を着実に積み上げて、日商簿記検定試験2級に余裕をもって挑みましょう!
また、日商簿記検定試験3級を持っていた方が、日商簿記検定試験2級に挑戦するにあたっては精神安定上も良いからというのもあります。前述したように、日商簿記検定試験2級は難しい試験であるため、何度も受けられる方も少なくはないはずです。これは、合格率が20%と低いことからも十分にイメージできることと思います。私も日商簿記検定試験2級は何度か挑戦してようやく合格することができました。。このようなこともあり、日商簿記検定試験3級に受かる実力があるかどうか不安を抱えたまま、日商簿記検定試験2級を勉強し続けることはさすがに苦しいです。。それならば、日商簿記検定試験3級に合格しておいた方が今の自分の実力をはかることができるという意味もあり、日商簿記検定試験3級を持っておいたほうが良いと思います。このように、日商簿記検定試験2級を大きな目標とした時に、日商簿記検定試験3級を小さな目標、マイルストーンとしておいておいた方が途中で挫折することなくうまくいく可能性が高いのです。
さて、本記事の内容をまとめると、日商簿記検定試験2級にいきなり受けることは可能ですし、そのまま合格することも可能です!ただし、モチベーション維持の観点から、日商簿記検定試験2級をいきなり受験するというよりも、日商簿記検定試験3級を同時受験もしくは前もって受験しておくことをおすすめします!
しかも、日商簿記検定試験3級は独学で一発合格することも可能ですので、日商簿記検定試験2級を受ける前にぜひ独学一発合格を目指してほしいです!日商簿記検定試験3級に合格するまでの手順も本ブログにまとめておりますので、ご参考にしてくださいませ!
今日のところはこの辺にして、また次回何かしらの記事でお会いしましょう!
StudyBases代表
萬屋